アレルギー性紫斑病について① 2012-07-11 11:37:39  

 

無痛ゆらし療法を受けられる紫斑病の方の多くがアレルギー性紫斑病の方です。

多くの方が回復されています。

 

 

症状としては、紫斑・腹痛・関節痛などです。

重度な症状の方は、腎臓へ影響することもあります。腎臓へ影響すると大変危険な状態ですので、病院での処置が優先されてきます。

 

 

前述しましたが無痛ゆらし療法は、「治すことを保証する」立場ではなく、「自律神経の安定や筋緊張解消を通して、結果として内臓回復力が高まり紫斑病が回復していくケースが存在する」という立場です。そして、「受けることで回復につながった事例は多く存在します。副作用は無く体へのリスクは考えなくていいと思います。全ては患者さんが決めることですが、選択肢の一つとして捉えてみようとされるならばご相談にのります」と、こういうことを発信しているわけです。

 

 

無痛ゆらし療法を受けて悪化することはありませんが、症状があまりにきつすぎると回復力が追いつかず腎臓にいくこともあるようです。このケースは、療法を受ける受けないに関わらず重度な状態であったといえます。

 

 

無痛ゆらし療法では、腎臓に影響するまでに回復力をあげていくケースが多いです。まれに腎臓に影響してから、病院の治療を慎重に行い症状改善や薬を減らしていく途上での「手助け」を患者さんから求められて、回復のお手伝いをするケースがあったりもします。

 

 

では、そういったことを前提として、アレルギー性紫斑病とはどういったものかを述べていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

アレルギー性紫斑病について②  2012-07-12 09:42:18  
 

一般病理学によると

扁桃炎や食べ物によるアレルギー反応や他様々な原因で血管に炎症が起こり、血管から血液がもれて皮下出血し、紫色の斑紋が出るとされている病気です。

発症部位は様々ですが、主に四肢(特に下肢)に紫色の斑紋がでます。

 

病名はいくつかあり、アレルギー性紫斑病(別名「アナフィラクトイド紫斑病」「血管性紫斑病」「シェーンライン・ヘノッホ紫斑病」)と呼ばれるものは、小児に多く発症し、紫斑と共に腹痛、足の痛み、関節痛などの症状がでます。

一般に安静や投薬などの処置を施します。


無痛ゆらし療法では 

無痛ゆらし療法では、紫斑病の根本原因を「内臓の不調」と「頸椎(首)の問題」と捉え、

根本原因を解消する事で早期の回復を目指します。



まずはじめに強調しておきますが、

 

「無痛ゆらし療法は、紫斑病を治す保証をするものではありません。」


しかし、多くの方が無痛ゆらし療法を通じて回復されている実績があります。


どういうことかといいますと、


無痛ゆらし療法は、「自律神経を介し心身をリラックスに向けやすくし、筋緊張を緩める」ことができます。

それに伴って、痛みがとれたり、骨格が正しい位置に自然に戻っていったりします。

自律神経の安定や、内臓が正常に働きやすい環境ができてくるので、体の回復力も上がっていきやすくなります

 

結果的に「紫斑病の回復につながるケースが存在してくる」ということです。


100%無痛ゆらし療法が治しますというスタンスではなく、できうる範囲内の体の回復力をサポートしていくことに徹します。日常のアドバイスも行います。あなたが回復しやすいようにお手伝いするわけです。




一般的には大変難病とされており、病院での対処法としては、安静にして経過を見たり、ステロイドを投与するなどです。
しかし、薬は症状を抑える対処療法的なものであり、根本原因を治療できているわけではないと思われます。そのため再発を繰り返すことがあるようです。
さらにステロイドはとても身体にはきつい薬であり、あとあとの副作用が心配されます。

 

無痛ゆらし療法の考え方を述べます。


紫斑病の原因として

①「内臓の働きの低下」

②「頚椎(首)の問題」

が、あると考えています。

これらにやさしくゆっくりとアプローチをすることにより、

副作用も無く回復に向かうケースが多く見られます。



 

 

 


いくつかの種類にわけられる紫斑病。アレルギー性紫斑病とよばれる症状について、無痛ゆらし療法の考え方に加え、私の考えも述べます。あくまで現段階での私の考えでこれが全てではありません。


首周りの筋緊張によって神経圧迫や自律神経の乱れが起こると、内臓機能の低下につながり、自然治癒力も低下します。老廃物・疲労物質の処理が悪くなり、様々な悪影響を身体に及ぼします。

さらに自律神経の過緊張は身体の警戒信号を強くしすぎてしまい、敏感な過剰反応を起こします。それらがアレルギー症状として出てくるのです。


アレルギーは通常サイクル(内臓・血液⇒尿・便・呼吸・汗など)で排泄処理できない老廃物や異分子を何らかの形で出したい状態のときに起こります。

原因は自律神経の乱れ、内臓機能の低下、飲食の不摂生などです。

身体は大切な細胞が汚れで犯されないように血液を浄化しようとします。

それが排泄です。

免疫システムによって白血球が食べたりもしてくれます。

自律神経の乱れや内蔵機能が低下するとそれらの働きが弱くなります。

上記の理由で老廃物がたまっていくとすると、なんらかの手段で身体を守る必要がでてきます。

そこにきっかけ(菌や花粉やほこりなどの外因物質の侵入・からだの緊張)があれば炎症で燃やそうとしたり、吹き出物として皮膚から出したり、咳・痰・くしゃみとして出したり、出血したりします。内臓機能低下で疲労が回復しないと筋緊張を起こし痛みを発することもあります。


身体の疲労・自律神経の乱れ・飲食の不摂生などにより、内臓の働きが低下すると、身体にはどんどんとそういったことが起こりやすくなります。

紫斑病での紫色の斑紋、腹痛、足の痛み、関節痛などの症状はその結果起こっていると思われます。


逆に、自律神経を安定させ、疲労を取り、内蔵機能を活性化できれば、身体の回復力は上がります。老廃物も浄化されます。筋緊張が解け痛みも起こらなくなります。

体の疲労によって内臓の働きが低下してしまっているので、体を整えてあげると本来の回復力が戻ってくるのです。



無痛ゆらし療法では、

頚椎(首)周りの筋緊張を取り去ることで神経圧迫や自律神経の安定をさせます。

加えて腰背部の緊張をとり、内臓機能を活性化します。

自律神経は内臓と大きく関わりますので自律神経の安定は内臓の安定につながります。

結果として症状がおさまったり、痛みも解消されていきやすくなります。

自然治癒力のサイクルが回りだします。


回復力を引き出すには内臓がうまく働く必要があります。

普段の生活としては、


①内臓の負担を減らすべく 、人口物(添加物、精製砂糖・・など)を多く含むジュース類やお菓  

  子類は控えたほうが良いでしょう。

②動物性の食品(肉・ソーセージ・・など)も取りすぎには注意しましょう。


これらが体に入ると、 内臓で処理をしなければならなくなり、体の回復が後回しになってしまいます。


③ジャンプなど衝撃がかかる動きも症状安定までは控えてください。

④あとは、できるだけ環境を楽しく朗らかな雰囲気をつくって、ストレスをためないようにしてください。


症状の軽重や薬をどれだけ使っていたかによって回復過程は人それぞれです。

わずか数回の施術で良くなる場合もあれば、半年以上かかる場合もあります。


重度なケースでは、慎重な対応が必要です。

 

 

紫斑①
2012-09-04 10:40:24 

随分以前の話になる。


私が無痛ゆらし療法を知る前の話だ。


ある治療院で勤務していた頃。


中学生の女の子だ。


あちこちが痛いので治療院の院長にみてもらっている様子。


当時の院長は電気をあてたり、手技をしたり、冷やしたり。


たまに紫斑がぽつぽつ出るらしい。


ぶつけると青あざができやすくひきにくい。


ここではその子がどういう症状か、いわゆる病名を探ったりするために書いているのではない。


当時の処置について書くわけでもない。


その子の環境を注目するためだ。


どうも聞こえてくる会話を聞いていると、食べ物に偏りがある。


食べ物のアレルギーがある。しかも強い。


お菓子やジュースを好む。


生活状況もきびきびとはしておらず、少しだらけた印象。


無気力な態度。


これらは心身ともに不調和をきたしやすい。


内臓の働きにも影響する。


紫斑についてはその延長線上にあるものではないのかと今になると考えが及ぶ。

 

 

紫斑② 「アレルギー性紫斑病」
2012-09-04 18:33:46 

アレルギー性紫斑病(アナフィラクトイド紫斑病、血管性紫斑病)は、紫斑のほかに腹痛、関節痛などが症状としてあらわれる。


症状の軽重は人によって違う。


多くは病院で「薬」を処方されて、「安静」を言い渡される。


腹痛などの症状がキツイ場合などでは入院処置を受けることがある。


重度の場合は腎臓に影響が及ぶケースがある。


入院して処置をされることがある。


薬はステロイドが多いようだ。


症状を止めるための処置であろう。


※西洋医学的な見解として、一般的にアレルギー性紫斑病は、食べ物・薬剤・細菌・虫刺されなどのアレルゲンが原因で、関節や手足に流れる血管が脆くなり血管から血液が漏れてしまうアレルギー疾患とされています。

アレルギー性紫斑病の治療法としては、原因とされているものを除くために抗生物質を使用するらしいです。止血剤や抗アレルギー薬である内服薬での治療法になります。炎症を抑えるためにはステロイドなどを使用した治療法になるようです。


無痛ゆらし療法では、「首(頚椎)」と「内臓の働き」がポイントとなります。


これらを整えることで回復するケースが見られます。

 

 

紫斑③ 「アレルギー性紫斑病 2」
2012-09-08 22:50:03 

西洋医学的な見解で、無痛ゆらし療法の見解を計ると話が飲み込めない人がいる。


「病院では○○○と言われたのに・・・」


こちらはこちらの考え方を述べ、回復する可能性があることを告げ、実際に回復されたケースがあることを示す。


100%治しますというスタンスではない。


こちらはできること(身体を整える、具体的には首と内臓にポイントを置く)をしていくと、回復力が引き出されて回復に向かうケースがあり、可能性を追求するのなら一緒に協力してやってみましょうという立場である。


人間の病気や症状は、シンプルに向き合うと見えてくる側面がある。


症状は「身体の反応」である。


痛みは脳の信号(これ以上無理しないで、負担をかけないで、問題がありますよと教えている脳の訴え)であり、アレルギーなどの症状(アトピー、喘息、花粉症)あるいは発熱・炎症などは身体の修復作業であったり、浄化作用であったりする。

 

 

紫斑④ 「アレルギー性紫斑病3」
2012-09-08 23:36:33
テーマ:

たとえ話として、アトピー性皮膚炎というものがある。


それに対する、「自律神経免疫療法」という治療法がある。


あるお医者さんがはじめられたものだ。


副交感神経を優位にして身体の免疫や浄化作用を高めていくやり方だ。


(以前は注射針を用いて指先や頭頂から出血させるやり方であったが、今では磁気針という痛みを伴わない刺激で行われている。)



その治療法をするケースで、回復に向かっていくのだが、回復の前に一旦症状が悪化することがある。


これは正確に言うと悪化ではない。回復のためのプロセスをたどっているのだ。


アトピーとは身体の「老廃物」が通常処理(排便・汗など)で処理しきれない場合に、身体がやむなく皮膚から出そうとする反応である。


つまり、回復するには身体にたまった老廃物を出す作業が必要になる。


あるいは、代謝機能・内臓排泄機能を高めて通常ルートで出していく(例えば便秘の人なら便通をよくすることで排泄させる)。


あるいは、炎症症状として燃やしたりすることも反応として起こりうる。


あるいは咳が出たりするのも排泄反応である。


特に、ステロイド治療を長く続けていると、身体から黄色くにおいのキツイ汁が出てくることがある。これもステロイドや老廃物を外に出すための反応だ。


そういう波を(人によっては数回)経て、身体が浄化していく。

 

 

紫斑⑤ 「アレルギー性紫斑病4」
2012-09-08 23:38:22 

アレルギー性紫斑病というものは、紫斑が症状として現れる。

 

西洋医学的な話でいくと、根本治療という方向を打ち出せないようだ。

 

症状を薬で抑えて安静にして経過を見る。

 

きつければ入院する。

 


免疫応答の異常が強く推察されている。特にIgA 抗体 の高値やIgA免疫複合体 の検出などが報告されており、発症にIgAの免疫複合体が関与していることが疑われる。

組織学的には糸球体血管壁にIgA、補体C3の沈着、皮膚毛細血管では好中球浸潤が見られ、紫斑部位では好中球破砕性血管炎が特徴的である。

以上のことから、先行感染や食物、薬剤などに対して異常な免疫応答によりIgA抗体の産生が亢進し、IgA免疫複合体を形成したのち、この免疫複合体が血管壁に付着し、局所でのサイトカイン等の産生が増加した結果、血管透過性の亢進や血管壁の脆弱化を伴う血管炎が起こり、紫斑、浮腫などを来たすと考えられている。

 

 

これが一般的な今現在の西洋医学的な見解である。

 

「紫斑病の人を血液検査などで調べてみるとアレルギー的な反応結果がでてくる。その結果として血管がもろくなり出血がおこる」というもの。

 

こうは考えられないだろうか。あくまでも私個人の仮定の推測である。

 

アレルギー反応は身体にとって「浄化しよう、守ろう」とする反応である。

 

それがきついと症状もきつくなる。

 

かなりひどいものは危険な状態にもなる。

 

それだけ、身体の浄化力が危機に陥っているわけだ。

 

紫斑病になる人はその直前によく風邪を引く。感染症にかかり、熱がでていて、それが終わったときに紫斑病になったという人が結構いる。

 

カゼや感染症は内臓が弱り免疫が弱り浄化作用が弱っている。老廃物が血液にたまり身体を循環しようとする。


それを防ぎたいので菌やウィルスを利用して(これらは免疫が弱いので侵入・活動はたやすい)燃やさせる。炎症症状を引き起こす。熱が出るので免疫も復活しやすく、菌も死ぬ。自然の共生作用である。きれいな水に菌を入れても何も起こらない。えさが無いので菌はやることが無い。汚い泥水に菌を入れると分解活動を始める。えさがあるから。きれいな血液では(免疫もしっかりしているので)菌はやることが無いし白血球に食われる。汚い血液だから燃やすものがある。それほど汚いということは内臓力が低下して免疫が落ちていたり排泄処理が滞ったり、内臓や免疫ががんばってもそれを越えるくらいの老廃物があるために起こる。老廃物は生活やストレスによる内臓機能の低下、免疫の低下、身体の処理能力を越えて入ってきたために生じる。


しかし、それでもたりないくらいに老廃物が残ってしまったとき。身体は悪いものをなんとか追い出そうとして出血させるという反応を示すと考えてみることはできないだろうか。


抗体などの反応はそういった流れの産物だ。免疫に老廃物を食わそうとしていたりする。あるいは、血管がもろくなるのも出血を促す命令をだしているために起こる。


菌を殺すために薬を服用したとする。菌は死ぬが老廃物は燃やせず残る。


薬で症状を抑えようとして(熱を下げる、咳を止める、下痢を止める、蕁麻疹を押さえる)老廃物を内に閉じ込めてしまったり。

 

出血反応は、「血液を浄化したい。外に出したい」ためのやむないからだの非常手段だと考えてみる。

 

身体が非常事態の反応を示すので、身体は緊張する。緊張するので腹痛や関節痛が起こるとも考えられる。自律神経と内臓は密接に関わるのでそういった影響も考えられる。

 

無痛ゆらし療法では「首(頚椎)」と「内臓機能」がポイントとされる。

 

腰背部の筋緊張をとっていくと内臓機能が助けられる。つまり、排泄作用や免疫力が上がる。

 

首はストレスがかかると緊張しやすい。首の緊張をゆるますと心身の緊張は軽減されやすい。自律神経のリラックスに大きく関わる。自律神経は内臓の働きをコントロールするので影響は大きい。

 

骨盤~背骨~首のライン(の筋緊張)は、(猫背状態をイメージ)内臓を圧迫しやすく、胸郭内の心肺が圧迫されると身体は危機を感じ緊張しやすくなる。

 

身体をリラックスさせていくと気持ちも楽になる。

 

上記のことをやっていくと、症状が改善されたり、回復に結びつくケースが多く見られるのはこういった機序があると考えてみる。


あくまでも私の個人的推測だが。

 

 

紫斑⑥ 「アレルギー性紫斑病5」
2012-09-08 23:53:14
テーマ:

無痛ゆらし療法でアレルギー性紫斑病が回復する可能性が存在する。


症状の軽重により、反応は様々だ。


深刻なものは病院との関わりとともに慎重な対応が必要だ。


薬のコントロールも回復期間では頭に入れる必要がある。(医師と患者さんとの話し合いの下決めること。)


ある程度の回復期間では、少しずつ身体を使っていくことをしていくほうが回復に向かいやすい。


じっとしすぎるとかえって内臓の働きが上がってこない。


これもタイミングをみていく必要はある。


何を選択するのも、ご縁として出会うのもその人が決めること。


もしもやってみようというのであれば我々はできることをしてみますということ。


可能性を高める手助けをするということ。