天気と体の関係① 2012-07-02 09:24:59

 

昨夜は大雨が降りました。


雨が続いてくるとジメジメしてくる。


体がだるく感じたり、気持ちが晴れないといった状態を御経験されるかたも多いでしょう。


天候と体は密接に関連しています。


外の環境の湿気が多いと、体の中に余分な水分をためている人は影響を受けやすいです。


(外湿と内湿と呼びます。)


逆に外気が乾燥しているときに、体の水分がうまく循環できていないと、症状が出たりします。

たとえば、漢方で言う「肺陰虚」という状態では、肺臓の潤いが足りずに、咳や微熱が出たりします。肺臓の中が乾燥しているのですね。その時、外の気候が乾燥していると、さらに輪をかけて症状に影響してくるといった具合です。


今、梅雨に入って、ジメジメしてくると、体に内湿をためた方に、影響が出やすいです。


内湿をためないようにするには、


●麺類・おかき・もちを取りすぎないこと


●水を過剰に取りすぎないこと(スポーツで汗をかくのであれば構いませんが、運動量が少ないのに多量に水分を取りすぎると、体がさばけないので中に溜まってしまいます。内臓の冷えの元にもなったりします。内臓が冷えるとますます水のさばきが悪くなるので注意です。)


●のんびりと体を「ゆっくり」動かす時間を作る(20~40分のお散歩でオッケー。もちろんその人に合わせた配分で。無理はよくないです。)


などがあげられます。

 

 

 


天気と体の関係② 2012-07-03 10:29:28 

 

 

では、紫斑病の方はどう関係するか。


基本的には同じです。


特に、内臓の働きが紫斑病回復には大切ですので、


内湿をこもらして、内臓の働きを低下させるようなことは良くないですね。


内湿は外湿(外の環境)と関連しやすいので、この季節は特に注意ですね。


大切なのは、季節四季の移り変わりに応じて、生活を合わせていくことです。


旬のものを頂く。


暑いから冷たいものを飲みすぎない。


必要以上に水分をとらない。


冷房に慣れすぎない。



平凡なことが実は、難病回復には大切なのです。