紫斑病は無痛整体で回復するのか?① 2012-07-09 01:22:39  

 
前述しましたが、「紫斑病は無痛整体で回復するのか?」という問いかけに対しての私の考え方を述べます。内容は前回と重複します。

 

強調しておきたいのは、

あくまでも無痛整体は、「紫斑病を治すことを保証するものではない」ということです。

 

無痛整体は、「自律神経を介し心身をリラックスに向けやすくし、筋緊張を緩める」ことができます。その結果として内臓へも影響し、回復力の手助けへとつながる可能性ができます。

 

体の回復力が発揮されていくことで、結果的に「紫斑病の回復に繋がるケースが存在してくる」ということを言っているにすぎません。

回復した実績も存在して発信しているが、「100%治します」とは言えません。

 

症状が重度なケース(アレルギー性紫斑病なら腎臓にまで問題が生じてしまった、あるいは血小板減少性紫斑病なら血小板の数値が下がりすぎて出血リスクが危険なレベルなど)(前述したように体の回復力を上回るほどの老廃物がたまり、急激な症状として自浄作用をしないといけないなど)だと、なかなかすぐに回復しますよとはいかないわけです。

 

 

危険性が高い緊急時として、慎重な姿勢での病院での経過(病院での薬治療、その後の薬をきっていくプロセスなど)があり、その過程を経た上でさらなる手助けが必要と患者さんが思われるなら、試みることを考えられるのも一つの選択だといえるかもしれません。

 

あくまでも「無痛ゆらし療法でできる範囲のことをしていく中で、結果的に回復の手助けになり改善していった」という実績の積み重ねは現実的に存在し、こういう可能性の選択肢も世の中には一つあるよということを発信するためにブログやホームページで書いているわけです。しかし、全ての状態の人を100%コントロールするスタンスではありません。

 

選ぶのはそれぞれの方たちで、治していくのもそれぞれの方たち。

病院での治療を通じてのみではうまくいかないと感じた方は、ひとつの可能性を高める手段として、無痛ゆらし療法を試みてみることができるということです。

 

サポートすることで体が上向いてくれるなら回復していくし、サポートしてもそれを越えてしまうほどの体の負担がきつければ回復しづらいケースもあるでしょう。無痛ゆらし療法は体への害はほとんど皆無です。副作用も無いので、受けることで悪くなることは考えないでいいと思います。仮に、無痛ゆらし療法を受けてもなお、体の負担が強ければ、例えば症状の進行が止められず腎臓までいってしまうこともあるかもしれません。もっと、早く手を打つべきであったり、症状が進んでしまえば時間をかけてからだの回復を見守っていくべきであったり。

 

無痛ゆらし療法を受けてもなお症状が進行するケースは、受けなくても進行しているわけですので、(患者さんが選ぶことですが)やってみても体へのリスクは生じないと考えることは出来ると思います。だから相談の価値があると思います。

我々は、回復例が存在し、受けることで回復力を(結果として)高めるサポートはできる旨を伝えます。最大限高めるサポートをしますが、結果的に改善していくかはその人の状態と生活状況によります。無痛ゆらし療法を受けるから病院の検査をすっとばせるということはないですし、薬を勝手にコントロールもできません。あくまで病院と患者さんとの関係の中で決めていくことです。

 

大切なのは、無痛整体は、「回復の可能性を高める選択肢の一つ」ということです。

 

それを踏まえた回復する途上でも、体の状態の軽重により、または生活状況により、回復スピードも変わります。

 

極端に言うと、無痛整体は「紫斑病を治してくれるところ」ではなく、「自律神経・筋緊張を整えると、出来うる範囲内で回復力が上がってきて、結果的に紫斑病が回復に向かうケースが存在するところ」といえます。「受けることで回復の可能性が広がるケースが今までもありましたよ」と発信しているのです。 

 

私が、ブログやメールマガジン・ホームページを使って、情報発信しているのは、無痛整体での実績を過信するわけでもなく、様々な症状の軽重が存在することを踏まえたうえで、それでも、回復の可能性に対する選択肢の一つとして認識してもらおうとしているからです。すんなり解決に繋がるケースも繋がりにくいケースも、まずは可能性を考えていくテーブルがないといけないのではないかと思ったからです。可能性が伸ばせるケースなら選択肢の一つとして考えることが出来ます。

 

可能性を発信した上でご相談に乗り、その人の状態に対してお答えするというスタンスです。紫斑病はもともと難治な症状ですので、病院での治療でスムーズに解決しないこともおこってくるでしょう。そこに別の角度から(望むのであれば)きっかけを与えることで解決に繋がるケースも存在するのではないかと考えています。

 

 

 

紫斑病は無痛整体で回復するのか?②  2012-07-10 09:38:15 
 

自律神経の安定と筋緊張を緩める。その結果として、内臓機能も向上する可能性が高まる。


その延長線上に、紫斑病が回復するケースが存在している。実際、そういったケースは無痛整体で多く存在している。


回復そのものは、その人の体が自己回復していくのだから、無痛整体はあくまでもそれを手助けしていることになる。


その人の体の状態、体の回復力、生活状況など総合的に関連して、結果として、「回復力>負担」になると改善していくといえる。これは、紫斑病に限らず回復にはそういう過程がある。


患者さんの回復力がカギで、それがなんとかなりにくいので手助けを必要とするならば「じゃあ一緒にやってみましょうか」という立場です。


病院での検査や診断、薬のコントロールなど、様々な要素もあり、症状は人それぞれの流れをいく。

うまく収まるひと、収まってもまた再発する人、収まりにくいひと、それはその人の体の状態とそれにまつわる環境(生活・治療・薬など)が影響している。


そこに、患者さんが違う角度からの手助けが必要なら、選択肢の一つとして「無痛整体」が存在すると考えてください。


軽重により、すぐに回復につながっていくこともあれば、じっくりと回復に向かうケースもある。

緊急を要する状態(腎臓に影響など)で病院処置が最優先になることもある。

重度な状態から慎重に症状を改善していく過程で、病院と並行して、患者さんから手助けを求められ回復の手助けができうるケースもある。


患者さんが必要とすれば、我々は出来うること(自律神経・筋緊張へのアプローチ)を尽くして「じゃあ一緒にやってみましょう」という立場です。


もともと薬でうまくいきづらいのだから、(無痛整体を受けても副作用はないし、受けたから悪化するわけでもない)考え方によれば「可能性が高まることはあっても患者さんに体へのリスクはない」ともいえます。(長距離移動とかでしんどくなることはあるかもしれないが、施術そのものでのリスクは考えないでいいと思われます。)


こちらに全てを預けきるということではなく、100%確立も保証するものでもない。

ただ、回復に繋がっている人はたくさん存在している。


選択肢の可能性をまずは知ってもらい、「だめでもともと」でもいいからまずは相談していただきたいです。


だから私は情報発信をしているのです。