子供用の駄菓子、清涼飲料水、ジュース、あるいは日常の食卓に含まれる添加物。
あまり神経質になってもらうのもよくないが、全く気にしないのは良くない。
添加物について少しお話しする。
食育というものがある。幼稚園などで子供達に食への大切なことを学ぶ機会を作る試みだ。
あるケースで。おじさんが取り出す色々なものは皆子供達が「えーーー」と嫌がるようなものばかり。
それを混ぜ混ぜすると・・・じつは普段目にする「ある飲み物」になる・・。というものだ。
口当たりに惑わされて、食の本質を忘れてしまう現代においてとても大事な試みだろう。
今の食品は口当たり良く一見出来ている。
その実はとんでもないものが含まれていることがある。
でも気にしない人は習慣的にそれを摂取する。
誰も何も責任が及ばなく時間もたった頃になにかしらの悪影響がカラダのどこかに表れる。因果関係を証明することはなかなかしがたいだろう。
昔ながらの懐かしい駄菓子を見てみる。
子供の頃は気にもしていなかった表示項目を見る。
「こんなん入っていたんか!!」と驚く。
これをせっせと日々お金を出しては害を積み立てていたのかと。
人間には解毒や排泄という力が備わっている。
全てがカラダにとどまるわけでは無いだろう。
しかし、負担にはなる。
量が増えると一旦はカラダを通るのだから影響が無いわけは無い。
内臓の負担(特に肝臓)が増えることは、他の働き(疲労回復や免疫)の力を削って解毒をしないといけない。
我々の体にはすばらしい自然の力が備わっている。しかし、それにかまけているといつか限界がくる。
アレルギーなどはそういったことと密接に関わる。
常にカラダにとっての異分子をカラダに摂取し続けると、カラダは警戒反応を示し敏感になってくる。
今の浄化処理だけでも大変なのにこれ以上入れさせてたまるかと、アレルギー反応を起こす。
入ってきたら通常ルートではない流れから炎症反応などで追い出そうとする。
燃やそうとする。
皮膚科に行っても、血の検査をして「○○にアレルギー反応ありますね。
気をつけましょう」とは言っても、日常の生活(食・便・運動・ストレス)をつぶさに聞かれることはあまりないように思われる。(もちろんきちんとされておられるところもあるでしょう。)
薬をだして反応を抑えましょうでは、根本解決とは言いがたい。
平凡の積み重ねがややこしいと見られる症状として出てきているだけ。
平凡を改善していくと(アレルギー反応は警戒信号だからカラダもすんなりやめましょうとはなりにくいので時間かかるケースが多い)次第にカラダが浄化され反応もうすれていく。
「風の谷のナウシカ」という映画をご存知だろうか?
(知らない人にはわからない内容になりますが)蟲(むし)や胞子の毒を噴出する植物は実は地球を浄化しているという話。汚れた土を年月をかけて浄化している。その結果として胞子に毒が含まれている。
カラダの浄化もしかり。
アトピーはカラダの浄化をしているためのやむおえない反応だ。
血液の汚れがあるから皮膚から出そうとしている。
汚れを作る背景には飲食・ストレス・内臓力・運動・筋緊張などがある。
それらの結果としてからだの浄化作用が落ちるあるいは行き届かなくなるので、排泄反応をおこす。
現代病として増えているアレルギーは、ひとつひとつは平凡な原因だ。
それが重なるとわけがわからなくなっているだけだ。
続・食について②
2012-08-01 12:54:27
添加物について。
食品添加物は安全性を満たした規定内のものだから大丈夫だと思っていますか?
わずかな量だから大丈夫だと。確かにそうです。
しかし、些細なものでも日々つみかさねると大きなものになるものです。
毎日のおやつ、食事、これを数年間取り続けるということは普通に起こりうることです。気に入った嗜好のものは定期的に採りやすいものです。
少しはなしがそれますが、「ダイエット○○」といううたい文句で売られているものがありますね。「糖分○○カット」とか。
あれってどうなんでしょうか。
砂糖の代わりのものをつかって甘さを出しています。
白い砂糖(精製)は黒砂糖に比べてよくないです。さらに人工甘味料というものは良くないです。
まだ、天然の甘草などはいいとして、人工的甘味料は採りすぎに気をつけましょう。
ノンアルコールビールなども「ビールっぽい味をつけている」わけですから、色々なものが入っています。
炭酸飲料水やジュース類は香料をはじめいろんなものが含まれます。
ひとつひとつに神経質になるのではなく、大まかにでもそういうものへの認識はもっておいていただきたいです。
そして食するときはカラダで浄化できうるように「感謝」していただくことをする。
続・食について③
2012-08-02 23:21:35
着色料について。
赤○号、青○号・・・などの表記。
昔ながらの駄菓子やお菓子にはいっていたりするもの。
これらはタール色素という。
タール色素というものは石油からできている。
化学構造からみると、発がん性や催奇形性が疑わしいとされる。
アレルギーを引き起こすともいわれる。
環境ホルモンの疑いもある。
アメリカのラット実験で、マウスにガンが発生することがいくつかの割合として存在するとのこと。
しかし、日本では食品添加物としてタール色素のいくつかが認められている。
「もしかして」と思われる方は、一度普段口にしているお菓子類をチェックしてみるといいだろう。
続・食について④
2012-08-03 00:13:49
添加物についてさらに。
食品添加物は本来たべものではない。
人工的に合成された化学物質(合成添加物)
それに類似した働きを持つ特定成分を細菌・カビ・昆虫・植物・鉱物などから抽出したもの(天然添加物)
である。
合成添加物を多く含む食品は、化学物質過敏症やアレルギーを起こす可能性が高まる。
表示に色々な「?」なものが入りすぎているものは間違いなく「自然で無い余計なもの」が入っている。
最近の食品は日持ちするものが多い。保存料がはいっているから。
昔はよく腐っていたという。冷凍冷蔵技術や環境の差といえばそんなものかとも思う。
しかし、実際はそれだけではないだろう。
本来腐るはずのものが腐らない。きわめて異常なことである。
人工的な手が加えられているわけである。
流通的にそうしていかないとお金にならないからだが、それをノーマークに受け入れすぎると影響を受けるのは摂取する側である。
続・食について⑤
2012-08-04 14:49:09
ドリンクについて。
商品を非難するつもりは全く無い。買うのも自由。
その上で思うこと。
のむと体力がもどる、すっきりする、集中できる・・・
ような感じがするので飲んでいるとする。
本当に元気になっているのでしょうか。
これらは実際のカラダにとって何かをプラスするというよりは、カラダを「外から何か恵むことに慣らさせてしまう」方向に行きやすい。
カラダがドリンクが無いと何かピリッとしない感じに思えてくる。
カラダが本来のがんばりを怠けるというか。
カフェインが入っているのでなんとなくスッとした感じがしていたり。
そして、だんだんと量が足らない気がしてきたりする。
これを果たして元気といえるのか。
ごまかしをつづけているのだとしたら、そのツケはどんな風にあらわれるのか。
続・食について⑥
2012-08-05 07:33:06
偏見ではない。
50・60代の方は自分の「型」を持っていることが多い気がする。
自分の好み、習慣がしみついていたりする。
今の状況には●●はよくないといわれても変えがたい何かがある人がいる。
本当に追い詰められないと変えれない何かが。
全ての人ではない。
今までの人生観の縮図なのか。
お酒や食べ物の習慣など。薬もそう。
そのときは理屈で「うん」といっても、決して変わっていかない人がいる。
実はその人のことだから、その人が決めればいい。
指摘や提案はしても最後は自分で決めることです。
その人の人生ですから、縁をどう活かすかはその人次第。
続・食について⑦
2012-08-06 08:29:29
食について話している。
「○○には何を食べればよいか」聞かれる。
確かに養生として大切な話だ。
しかし、その前に、「こういうものは採らないようにする」ことが大切だ。
入れたらいいものを論ずる前に、入れると体に負担がかかるものを注意すること。
どれだけいいものを入れても、負担にかかるものも入れていると負担になる。
負担になるものとは、「人工物」である。
内臓の解毒・浄化処理に負担をかける。
回復力の足を引っ張る。
純粋なアルコールでも負担をかけるが、輪をかけて人工物がまざっていると負担がかかる。
混ぜ物の酒は意外と多い。
飲料全般も。食品も。
天然自然になじむとは、まずは現状を把握することだ。
神経質になりすぎはよくない。
しかし、今までを見直す作業は大切だ。